ココカラファインとスギHDの両社は6月1日、経営統合に関する検討・協議を開始する旨の合意書を締結したことを発表しました。
7月末までに経営統合に関する基本的事項を定めた基本合意書の締結を目指す予定です。
そして、ココカラファインは2019年4月に公表したマツモトキヨシHDとの資本業務提携に関する検討・協議も継続して行うそうです。
ココカラファインは以前からスギHDから水面下で経営統合の打診を受けていたそうです。
ココカラファインはマツモトキヨシHD、スギHDとそれぞれ検討、協議するために客観的な立場から特別委員会を設置すると発表しています。
現時点では、スギHD、マツモトキヨシHD、ココカラファインの3社で協議する予定はなく、あくまで、個別に協議する予定です。
目次
それぞれの持株は?
ココカラファインはマツモトキヨシHDの株式を保有しておらず、 マツモトキヨシHDは
ココカラファインの株式を 67,308 株( 0.26 %)保有しています。
ココカラファインはスギHDの株式を保有しておらず、スギHDは子会社のスギメディカル株式会社がココカラファインの株式を 100 株保有しています。
それぞれあまり気にしなくてもいい保有数だと思います。
特別委員会の設置?
経営統合や資本業務提携で特別委員会を設置することはあまり聞いたことがありません。
特別委員会の設置目的
当社の企業価値を向上させる可能性の有無の観点から、マツモトキヨシホールディングス及びスギホールディングスによる提案 を客観的な立場から総合的に検討することを目的とします。
株式会社ココカラファイン特別委員会の設置に関するお知らせより
企業価値の向上がないとお互いメリットがないので経営統合や資本業務提携はしません。
株主は利益追求するのが当たり前なので特別委員会を開かなくても決まると思うのですが・・・。
何か理由があるのでしょうね・・。
7月末までには結果がでますので今後も注視していくことが大切です。
これからドラッグストア業界の再編の波が来るかどうか見守ろうと思います。
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