ペルサンチンーLカプセル150mgの供給が2020年の6月に安定供給に支障がでるそうです。
最初の一報を知ったのは2019年7月19日に日本腎臓学会でペルサンチンーLカプセル150mgの供給に関するお知らせでした。
メーカーより先に日本腎臓学会が発表したのは異例でメーカーからの連絡がないのかがわかりませんでした。
あとでMRに聞いてわかったことなのですが、ペルサンチンーLカプセル150mgの適応症が理由で日本腎臓学会に早めに製造販売元の日本ベーリンガーインゲルハイムが連絡したそうです。
ペルサンチンーLカプセル150mgの適応症には慢性糸球体腎炎の適応症がありますが、他の規格であるペルサンチン錠25mg及び100mgにはありません。
日本ベーリンガーインゲルハイムは代替品がないと言っています。
このたび弊社では、弊社製品「ペルサンチン® -L カプセル 150mg」を生産しておりましたドイツの製造所を閉鎖したことから、日本国内で同製品を生産するべく技術移管を検討して参りました。しかしながら、同製品は、製造技術が極めて複雑で、技術移管が難航しております。
ペルサンチン®-L カプセル 150mg 供給に関するお知らせとお願いより
技術がないと作れない薬はコストがかかります。
閉鎖してしまうっていうことは採算が合わないってことなのかもしれません。
それにしても2020年の6月に安定供給に支障がでるってだいぶ先じゃないですか?
ベーリンガーさん!
こんな記事も書いてます。