コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgが販売中止に

星

コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgが販売中止に

2021年4月、田辺三菱製薬はコナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgが販売中止になると発表しました。

 このたび、永年ご愛顧を賜りました題記製品につきまして、諸般の事情により販売を中止させていただくことになりました。 大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、事情をご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mg販売中止のご案内より

販売中止の理由は?

田辺三菱製薬はコナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgが販売中止になる理由として諸般の事情としております。

何卒、事情をご賢察の上、ご了承賜りますようと書いております。

採算が合わないのだと思います。

在庫消尽時期は?

田辺三菱製薬はコナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgの在庫消尽時期を2022年3月としております。

経過措置期間は?

経過措置期間を2022年3月31日としております。

代替品は?

田辺三菱製薬はコナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgの代替品として触れていません。

田辺三菱製薬に問い合わせたところ

各種高血圧モデルにおける新規アンジオテンシン変換酵素阻害薬キナプリルの降圧作用

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj1944/102/1/102_1_35/_article/-char/ja/

を紹介され、

エナラプリルマレインとキナプリル塩酸塩の同じ量で有意差がなかったと説明されました。

エナラプリルマレイン酸塩5mg(レニベース錠5mg)≒コナン錠 5mg

ご検討ください。

コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgってどんな薬?

コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgはアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、高血圧症の治療に使用されるお薬です。

キナプリル塩酸塩を主成分とする SH 基を有しないアンジオテンシン変換酵素阻害剤です。

一般名はキナプリル塩酸塩です。

キナプリル塩酸塩は血圧を上げる物質であるアンジオテンシンIIをつくる酵素の働きを抑える作用により血圧を下げる作用を示します。

名称の由来

CONVERT + ANGIOTENSIN + ANGIO

(変換) (アンジオテンシン) (血管の)

コナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgのインタビューフォームより

おさらい

今回はコナン錠 5mg、コナン錠10mg、コナン錠20mgの販売中止に関して書かせて頂きました。

在庫消尽時期を2022年3月、経過措置期間を2022年3月31日としております。

田辺三菱製薬は代替品として触れていませんが、エナラプリルマレインとキナプリル塩酸塩の同じ量で有意差がなかったと説明されました。

エナラプリルマレイン酸塩5mg(レニベース錠5mg)≒コナン錠 5mg

早めに切り替えることをおすすめします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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