先日、夕方頃に少し離れた婦人科の医師から急に連絡があり、薬を取り寄せてくれないかと依頼がありました。
お薬はノルレボ錠1.5mgです。
いつ入るのか、薬局では全部でいくらになるのか教えてほしいと電話で言われました。
目次
ノルレボ錠1.5mgの薬価は?
ノルレボ錠1.5mgの薬価はありません。
保険適応ではなく、自由診療扱いで自費になります。
そのため病院や薬局などの医療機関によって金額が違います。
周りの薬局にも在庫がなかったので小分けでも難しい状態でした。
病院の方には明日の朝9時に卸売業者から入りますと回答しました。
金額はもう少し時間が欲しいと言ってお時間をもらいました。
あすか製薬のくすり相談に電話
薬価がないため、あすか製薬のくすり相談に電話をしました。
参考価格を教えてもらうためです。
しかし、「わかりません」という回答でした。
何で教えてくれないのかなと思っていましたが、
くすり相談とのやり取りしているうちに、わからないのではなく、答えられないという事がわかりました。
自費の薬を扱った時を思い出す
過去にバイアグラのジェネリックを扱った時の事を思い出しました。
その時と同じように卸売業者に連絡をして、納入価を教えてもらい、
計算をして病院に連絡をしました。
以前、ノルレボ錠は1錠あたり納入価が1万円~1万5千円でした。
2019年3月下旬にノルレボのジェネリックが発売された事により1万円を下回る納入価になったようです。
自費の薬の価格の問題
自費の薬は地域によっての価格の違いをなくすために価格の取り決めがされている事もあります。
現在勤めている薬局の地域は特に取り決めがないでこちらで決めることができます。
しかし、価格が高すぎるのは問題ですし、低すぎると他の医療機関との問題もありますのである程度の価格で落ち着くと思います。
結局のところ、卸売業者の納入価である程度決まると思います。
次の日、患者さんに来て頂き、薬局内ですぐに服用してもらいました。
SNSで違法に売買
SNSでノルレボ錠などの薬が違法に売買されている事があります。
薬を違法に個人に販売することは薬機法(旧薬事法)違反です。
その中の殆どが偽物という報告もあります。
注文しても詐欺だったりする可能性があります。
お薬は必ず医療機関にかかってお薬を処方してもらう事が大切です。