共和クリティケア厚木工場が発端の2020年8月3日の自主回収

船

共和クリティケア厚木工場が発端の2020年8月3日の自主回収

2020年8月3日、自主回収の発表がありました。

  • ゾレドロン酸点滴静注4mg/100mLバッグ「サノフィ」、
  • アシクロビル点滴静注液250mgバッグ100mL「アイロム」、
  • シプロキサン注200mg、
  • シプロキサン注400mg

が自主回収になります。

自主回収になる理由は?

こちらでも書かせて頂きましたが、共和クリティケア厚木工場でのクリーンルーム内が綺麗な状態が保たれているか確証がとれなかった為です。

健康被害は?

無菌試験、不溶性微粒子試験などの出荷判定試験は適合していて、薬を充填後に滅菌をしている事から重篤な健康被害はないとしています。

ただ、今回は製品品質への影響がないことを完全に否定することができないことから、自主回収となります。

該当ロットは?

市場にでている全ロットになります。

購入された医療機関はご確認ください。

おさらい

ゾレドロン酸点滴静注4mg/100mLバッグ「サノフィ」、アシクロビル点滴静注液250mgバッグ100mL「アイロム」、シプロキサン注200mg、シプロキサン注400mgの自主回収に関して書かせて頂きました。

共和クリティケア厚木工場が発端の自主回収が続いています。

どこまで広がっていくのかわかりませんが、ここまで大きいと共和クリティケアの経営が危ない可能性があります。

採算が合わない薬はどんどん販売中止になっています。

新型コロナの影響で不景気に突入していますのでわかりません。

ただ、製薬会社は医薬品の品質、安定供給をする使命があります。

踏ん張って頑張ってほしいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

このような記事も書いています。