タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒が販売中止に

タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒が販売中止に

2022年9月、小野薬品工業株式会社はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒が販売中止になると発表しました。

大変ご迷惑をおかけしますが、『タフマック^®E配合カプセル・タフマック^®E配合顆粒』の 販売終了につきまして、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

タフマック^ⓇE配合カプセル・タフマック^ⓇE顆粒販売終了予定のお知らせ より

販売中止の理由は？

小野薬品工業株式会社はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒が販売中止になる理由として成分の1つであるセルロシンA.P.の製造販売が終了されるためとしています。

セルロシンA.P.は微生物産生消化酵素で繊維素に作用する薬です。

繊維成分の分解を助ける酵素なのでなくてはならないものなので製造中止になるのはどうしようもないですね。

出荷終了予定時期は？

小野薬品工業株式会社はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒を出荷終了予定時期として以下になります。

タフマックE配合カプセル

タフマックE顆粒 

在庫状況により出荷終了予定時期が早くなる可能性がありますのでご注意ください。

代替品は？

小野薬品工業株式会社はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒の代替品として有効成分を含有する薬剤がないため代替品をご案内すること ができないとしています。

消化酵素剤としては色々ありますが、出荷調整している薬、製造中止になる予定の薬があります。

医療機関によって採用薬があると思いますのでご検討ください。

タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒ってどんな薬？

タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒は消化酵素剤です。

タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒は日本人がよく摂取するでんぷんの消化酵素を多く配合して、たん白質及び脂肪の消化酵素も含まれているように設計されました。

胃もたれ、消化不良などの消化異常症状の改善に用いられます。

微生物産生消化酵素であるジアスメン、オノテース、モルシン、ボンラーゼ、 セルロシンA.P.、ポリパーゼ、オノプローゼAと胃溶性及び腸溶性消化酵素剤であるジアスターゼ、パンクレアチンで、でんぷん、たん白質、脂肪、繊維素の消化を促進します。

名称の由来 

Tough（丈夫）なstomach（胃）より命名

タフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒のインタビューフォームより

E は酵素製剤を表す enzyme に由来です。

おさらい

今回はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒の販売中止に関して書かせて頂きました。

 小野薬品工業株式会社はタフマックE配合カプセル・タフマックE顆粒の代替品として有効成分を含有する薬剤がないため代替品をご案内することができないとしています。

消化酵素剤としては色々ありますが、出荷調整している薬、製造中止になる予定の薬があります。

早めに切り替えることをおすすめします。

ご処方元の医療機関に早めにご確認してください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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