インタールエアロゾル 1㎎が出荷調整に

インタールエアロゾル 1㎎のパンフレット

インタールエアロゾル 1㎎が出荷調整に

2019年 11 月、サノフィはインタールエアロゾル 1㎎が出荷調整になると発表しました。

弊社が製造販売しております喘息治療剤「インタール®エアロゾル 1㎎」(一般名:クロモグリク酸ナ トリウム)は、製造上の問題により現在製造を中断しております

喘息治療剤「インタール®エアロゾル 1㎎」欠品のお詫びより

原因は?

製造上の問題としています。

製品としてもエアロゾルという特殊な製剤のためでしょうか・・。

インタール吸入液1%、インタール点眼液2%、インタール点鼻液2%などありますが、こちらは出荷調整ではありません。

再開は?

現在、原因の究明と製造再開に向けて頑張っているそうですが、製造再開の目途がたってない状態です。

代替品は?

サノフィは代替品のことについて触れていません。

インタール吸入液1%がありますが、電動式ネブライザーを用いて吸入するので代替品としては難しいかもしれません。

インタールエアロゾル1㎎はどんな薬?

インタールエアロゾル1㎎は抗アレルギー薬でメディエーター遊離抑制剤です。

ヒスタミンなど化学伝達物質の放出を抑えてアレルギー症状をおさえます。

インタールエアロゾル1㎎は携帯性、吸入操作の簡便性を考えて設計されたお薬です。

気管支喘息に使用されます。

一般名はクロモグリク酸ナトリウムです。

名称の由来は?

Interfere Allergy の下線部よりIntal と命名した。

インタールエアロゾル 1㎎のインタビューフォームより

アレルギーを妨げるところから組み合わせたのですね。

フロンによるオゾン層の破壊で変更に・・・

インタールエアロゾルは以前、添加物であるクロロフルオロカーボン類(特定フロン)を噴射剤として使用していました。

しかし、特定フロンが成層圏のオゾン層を破壊することが問題になりました。

サノフィは影響を与えない代替フロンを用いた噴射剤を開発して現在のインタールエアロゾルになりました。

現在、その代替フロンも問題に・・・。

特定フロンはオゾン層を破壊するとして世界的に製造禁止になっていき、代替フロンに代わっていきました。

ただ、代替フロンは二酸化炭素の数百倍~数万倍の温室効果があるとわかってきました。

地球温暖化の対策からすると規制したほうが良いと現在、議論されています。

代替フロンを使用した吸入剤は再び新たな岐路に差し掛かっているのかもしれません。

  

 

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