アインHDの2019年4⽉期の決算を見てみた

アインホールディングスが6月4日に発表しました。

アインHDの特徴は?

アイン薬局は北海道発祥の調剤薬局チェーンで調剤売上高、店舗数は業界第一位の会社です。

アインHDは特に女性の従業員が多い印象です。

女性は全体の79.5%(2018年4月末時点)とかなり多い割合です。

アインHDは仕事と子育てを両立する環境を積極的に取り組んでいます。

年々件数が増えていますね。

薬剤師の正社員の離職率がかなり低いです。

2016年7.1%、2017年7.4%、2018年8.1%でこの数字は働きやすい環境の賜物だと思います。

女性には働きやすい環境だと思います。

アインHDの事業は?

アインホールHDはファーマシー事業とリテール事業の2つ事業にわかれます。

  • ファーマシー事業

「アイン薬局」を主とした調剤薬局を日本全国に展開しています。

  • リテール事業

コスメ&ドラッグストア「AINZ & TULPE(アインズ&トルペ)」を展開し、札幌、首都圏を中心に化粧品および医薬品等の販売しています。

2015年に資生堂の子会社、アユーララボラトリーズを買収して自社ブランドの化粧品を開発しています。

2019年4月には 化粧品中心のドラッグストア「アインズ&トルペ」を54店舗と展開しています。

アインHD全体の売上を見ていきたいと思います。

売上高は?

売上高2755億9600万円で前年比より2.7%増収になりました。

ファーマシー事業の売上高は2450億3000万円で前年比より2.7%増収になりました。

M&Aを含む157店舗の新規出店が増収の起因です。

リテール事業の売上高は、252億1000万円で前年比の4.5%増収になりました。

既存店の売上の増加と出店が理由です。

店舗も48店舗から54店舗と店舗を拡大しています。

「アインズ&トルペ」の首都圏への出店を今後も実施し、関西圏への出店も再開しています。

営業利益は?

営業利益160億6700万円で前年比の18.1%減益になりました。

ファーマシー事業の営業利益は減収で診療報酬改定の影響と出店時期の遅れと決算資料には書いてますが

「日本調剤19年3月期の決算を見てみた」でも書いたように

医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドラインが平成3 0 年1 月2 3 日に通知され卸売販売業との価格交渉が難しくなったのが背景にあります。

リテール事業の営業利益は増益で既存店の伸⻑とコスト削減したのが増益の理由です。

オリジナルブランドである「リップス&ヒップス」「ココデシカ」を積極的に展開し、昨年実施した仕入れの見直しが増益に貢献しています。

決算書を読んでわかったこと

2019年4⽉の新⼊社員は534⼈でそのうち薬剤師が257⼈で薬剤師の数をかなり確保しています。

2020年4⽉は過去最⾼となる800⼈の採⽤を計画しています。

総店舗数が1132店舗!

2019年4月期は新規出店及びM&Aにより164店舗を出店しましたが閉店が54店舗、そのうち譲渡が30店舗でグループ内の薬局総数が1132店舗です。

譲渡が30店舗というのは少しびっくりしました。

アインHDは計画的にM&Aを行い、採算が合わない店舗は譲渡しているのが数字に出ています。

  

   

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