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コペガス錠200mgが販売中止に
2020年1月、中外製薬はコペガス錠200mgを販売中止すると発表しました。
このたび弊社では、抗ウイルス剤「コペガスⓇ錠200mg 」につきまして、諸般の事情により販売を中止させていただくことになりましたので、謹んでご案内申し上げます。
コペガス錠200mg販売中止のご案内より
販売中止になる理由は?
中外製薬は諸般の事情としていますが、C型肝炎の薬はコペガス錠200mgより新しい薬が市場にでています。需要がなくなってきたのだと思います。
販売中止予定時期は?
2020年9月までの予定としていますが、在庫状況により早めに無くなる可能性があります。
コペガス錠200mgの投与期間は48週間です。
24週間で効果がない場合は中止になる場合もありますが、治療開始にあたっては、投与期間を確認し在庫を確保する事をお勧めします。
コペガス錠ってどんな薬?
抗ウイルス薬でC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に使用される薬です。
コペガス錠はインターフェロン製剤であるペグインターフェロン アルファ-2aやソバルディ錠400mg(ソホスブビル)と一緒に使用することによりC型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス作用を増強します。
名称の由来
co-prescribed with PEGASYS:ペガシスとともに処方する薬剤
コペガス錠200mgのインタビューフォームより
服用中、投与終了後の注意点
催奇形性の報告があり、そして精液中へ移行する可能性があります。
投与中及び投与終了後6か月間はコンドームを使用するようにしてください。
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