吉田製薬の重カマ「ヨシダ」などの分包製品各種の規格が製造中止に

吉田製薬の重カマ「ヨシダ」などの分包製品各種の規格が製造中止に

２０１９年１０月、吉田製薬は重カマ「ヨシダ」、乳酸カルシウム水和物「ヨシダ」（G）、沈降炭酸カルシウム「ヨシダ」、炭酸水素ナトリウム「ヨシダ」（結晶状）、MMD 配合散、センブリ・重曹散「ヨシダ」の分包規格を製造中止すると発表しました。

この度永らくご愛顧頂いて参りました分包製品各種につきまして、諸般の事情により２０２０年３月末日以降在庫消尽次第、販売を中止させていただきますのでお知らせ申し上げます。

販売中止のお知らせより 　 吉田製薬

諸般の事情としていますが採算が合わないのでしょうね・・。

薬価より分包品は高く取引されているはずなんですが、それでも採算が合わないのでしょう。

各製品のバラ包装の販売は継続します。

代替品は？

吉田製薬は代替品として各種バラ包装と丸石製薬株式会社様、健栄製薬株式会社様、小堺製薬株式会社の分包製品を推奨しています。

分包製品は採用するかどうかは考え方次第・・・

分包品は調剤するにあたってかなり有難いです。

バラ包装を採用する場合は散剤を計量し、分包機で分包し監査する、という作業が増えてしまうので時間もかかります。

ただ、実際の薬価より高いので分包製品を採用しないところもあります。

薬剤師の時給や分包紙の値段、作業効率を考えると分包製品を採用したほうが良いとおもいます。

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