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パロキセチン錠 5 ㎎「科研」が自主回収に
2020年4月、科研製薬はパロキセチン錠 5 ㎎「科研」が自主回収になると発表しました。
このたび、弊社医薬品パロキセチン錠 5mg「科研」につきまして、
略
当該ロットを自主回収(クラスⅡ)することといたしました。
選択的セロトニン再取り込み阻害剤パロキセチン錠 5 ㎎「科研」自主回収(クラスⅡ)に関するお知らせ より
自主回収の理由は?
科研製薬は自主回収の理由として安定性モニタリングにおいて、定量試験が承認規格に適合しない為としています。
健康被害は?
科研製薬は重篤な健康被害が生じる可能性はないと考えていますが、定量値が承認規格下限値を下回っているため、有効性に関して危惧をしています。
該当ロットは?
対象ロットは1801271になります。
購入された医療機関はご確認ください。
パロキセチンの先発品であるパキシルってどんな薬?
パキシルは選択的セロトニン再取り込み阻害剤です。
パキシルはパニック障害の適応が認められた国内最初のSSRIです。
うつ病、うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害に使用するお薬です。
パキシルは選択的なセロトニン取り込み阻害作用を示し、神経間隙内の 5-HT 濃度を上昇させて脳内の神経伝達をつかさどるセロトニンの働きを強めることにより、抗うつ作用や抗不安作用を示し、憂うつな気持ち、突然の激しい不安などの症状を改善します
一般名はパロキセチン塩酸塩です。
名称の由来
本剤の一般名である paroxetine に由来する。
パキシル錠 5mg、パキシル錠 10mg、パキシル錠 20mgのインタビューフォームより
まとめ
今回はパロキセチン錠 5 ㎎「科研」が自主回収に関して書かせて頂きました。
購入された方はご確認ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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