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ニフラン錠75mgが販売中止に
2022年1月、田辺三菱製薬はニフラン錠75mgが販売中止になると発表しました。
永年ご愛顧を賜りました題記製品につきまして、諸般の事情により販売を中止させて いただくことになりました。 大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、事情をご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。
ニフラン 錠 75mg販売中止のご案内より
販売中止の理由は?
田辺三菱製薬はニフラン錠75mgが販売中止になる理由として諸般の事情としております。
採算が合わないのだと思います。
これから先発品も採算合わない薬は製造中止になっていくんでしょうね。
販売中止時期は?
田辺三菱製薬はニフラン錠75mgの販売中止時期を2023年1月末としております。
経過措置期間は?
田辺三菱製薬はニフラン錠75mgの経過措置期間を2023 年 3 月末日までとしております。
代替品は?
田辺三菱製薬はニフラン錠75mgの代替品に関して触れていません。
同成分剤形違いのジェネリックであるプラノプロフェンカプセル75mg「日医工」があります。
ただ、プラノプロフェンカプセル75mg「日医工」ですが、2022年4月現在出荷調整中です。
同効薬としてロキソプロフェンナトリウム、インドメタシン、イブプロフェン、ジクロフェナクナトリウムなどがあります。
医療機関によって採用薬があると思いますのでご検討ください。
ニフラン錠75mgってどんな薬?
ニフラン錠75mgは鎮痛・抗炎症・解熱剤で、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、歯根膜炎、痛風発作、外傷後、抜歯後の消炎鎮痛や急性上気道炎の治療に使用されるお薬です。
一般名はプラノプロフェンです。
プラノプロフェンはサリチル酸系とプロピオン酸系薬剤の薬理作用を併せもつ三環構造を基本骨格とする化合物です。
プラノプロフェンはアラキドン酸カスケード中のシクロオキシゲナーゼ阻害によるプロスタグラ ンジン生合成を抑制し抗炎症を現すと考えられています。
名称の由来
炎症= inflammation を無くすの文字の組み合わせ
ニフラン錠75mgのインタビューフォームより
(inflammationは炎症)
おさらい
今回はニフラン錠75mgの販売中止に関して書かせて頂きました。
在庫消尽時期を2023年1月、経過措置期間を2023年3月31日としております。
田辺三菱製薬はニフラン錠75mgの代替品に関して触れていません。
ただ、同効薬としてロキソプロフェンナトリウム、インドメタシン、イブプロフェン、ジクロフェナクナトリウムなどがあります。
ご検討ください。
早めに切り替えることをおすすめします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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