薬剤師として向いていないと悩んでる人に。

悲しみの人

今の仕事、自分は向いてないのではないか?

悩んだ事がある人は多いのではないでしょうか?

現在、薬剤師として18年働いています。

今では薬剤師に向いているか、向いていないか悩まなくなりましたが、20代、30代半ばではかなり悩みました。

そして、転職をしたり、色々な方からアドバイスをもらったりして今に落ち着いています。

今回は悩んでいる方に少しでもお力になれたらと思い書かせて頂きます。

自分が向いていないと思う原因を紙に書いてみる

自分が向いてない理由が何なのか自分を見つめることが大切です。

接客が苦手だから向いてないのではないか?

調剤ミスが多くて向いてないのではないか?

紙に書いていく事で頭の中が整理されます。

そこから接客が苦手なのは敬語ができないからしゃべれない、人見知りだから緊張するなど原因がわかってきます。

敬語が苦手なら敬語の勉強をすればいいですし、人見知りなら患者さんと話す前に先に話すことを予め決めてから患者さんと対面するなど対策があります。

調剤ミスの場合は知識不足、集中力の欠如、その日の体調など複合的です。

ヒューマンエラーはどうしても起こることですが、指差し確認や口で言いながら確認するなど方法はあります。

自分で克服できることなのかどうなのか紙に書いて整理して考えてみる事です。

体力の問題

病院や調剤薬局は時間に追われることが多々あります。

自分の限界、限界以上を求められる事があり大変です。

それが長期間なのか短時間なのか、それとも季節的なものなのか。

病院の場合は曜日によって入院患者さんの薬を一包化する日、配薬する日など決めています。

調剤薬局の場合は曜日によって忙しい曜日があると思います。

薬剤師の数が足らなくて忙しいのだったら体力的な問題ではなく、病院や調剤薬局の経営の問題です。

薬剤師に向いてないのではなく、今の職場に向いてないだけかもしれません。

現在調剤薬局で働いています。

僕は男性ですが、やはり婦人科、産婦人科の処方が来たら、時々、女性の薬剤師にお願いします。

逆に男性の泌尿器科の処方が来たら積極的に行くようにしています。

同性同士の方が話しやすいと思いますし、患者さんも質問しやすいと思います。

上記のように適材適所があります。

もし今の仕事場で薬剤師として向いてないと思うのはまだ早いです!

転勤が可能なら転勤をしてみるのもいいかもしれません。

可能ならば業種を変えてみることも視野に

薬剤師は病院、調剤薬局、ドラックストア、保健所、製薬メーカー、など可能性はあります。

僕自身、病院、調剤薬局、製薬メーカー、再び調剤薬局と業種を変えて現在に至ります。

業種を変えることは仕事内容が変わることです。

花

第三者に相談してみる

 友達や先輩に相談してみるのもいいかもしれません。

第三者として客観的に判断してくれると思います。

そのあとに上司や人事部に相談してください。

職場の環境問題なら改善してくれる可能性があります。

相談することで気を付けることがあります。

相談する相手を間違えないことです。

相手の置かれているポジションで解決方法が違ってきます。

もし転職系の会社の方に相談したら転職を勧められると思います。

その人がどこに置かれている人なのかをきちんと考えないといけません。

悩んでいる人にとって優しい言葉は大変癒されます。

しかし、悩んでいる人の為に良いこととは限らないです。

最後に

もし、食欲がない、疲れているのに眠れない、やる気がでないなどが続いたり、体調を崩しているのに無理して働かないといけない職場なら転職してください。

患者さんの事を考えると辞められないと思うかもしれません。

同じ仕事場の人に迷惑をかけると思い辞められないと思うかもしれません。

そういう気持ちは考えなくていいです。

自分を大切にできない人は他人も大切にできません。

自己犠牲の精神も大切ですが、自己犠牲を前提としないと成り立たない会社など存在する価値はありません。

まとめ

自分が向いていないと思う原因を紙に書いてみる。

自分が向いてない理由が何なのか自分を見つめることが大切です。

薬剤師に向いてないのではなく、今の職場に向いてないだけかもしれません。

可能ならば業種を変えてみることも視野に

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