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パセトシンカプセル250、パセトシン錠250が販売中止に

パセトシンカプセル250、パセトシン錠250が販売中止に

2019年11月、アスペンジャパンが販売するパセトシンカプセル250、パセトシン錠250を販売中止すると発表しました。

パセトシン®カプセル250、パセトシン®錠250につきまして、諸般の事情により販売を中止させていただくことになりました。ご迷惑をお掛けして大変恐縮ではございますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

パセトシン®カプセル250・錠250販売中止のご案内より

諸般の事情と書いていますが採算が合わない薬ということですね・・・。

パセトシン錠はグラム陽性菌、陰性菌に効果を発揮する薬です。

他にも中耳炎の第一選択薬でもありますし、梅毒、ヘリコバクター・ピロリの 3 剤併用療法など使用され、頻度は多いお薬です。

良いお薬だと思うのですが・・・。

耐性菌の問題

昨今、抗生剤の使い過ぎで耐性菌が大きな問題になっています。

細菌は抗生剤を使いすぎるとその抗菌作用に適応し、抗生剤がだんだん効かなくなっていきます。

コンプライアンスが悪かったり、中途半端に抗生剤を使うと、抗生剤が効きにくい菌が生き残って増殖します。

世界中に耐性菌が増えてしまうと治るものも治らなくなってしまいます。

代替品は?

アスペンジャパンは代替品の事については触れていません。

パセトシンカプセル250の代わりはサワシリンカプセル250や後発品もあります。

パセトシン錠250の代わりにサワシリン錠250があります。

パセトシンカプセル125、パセトシン細粒10%は引き続き販売するそうです。

パセトシン細粒は調剤する時、感覚的に不安になる

ペニシリン系はもともと体重当たりの使用量が多く、小児でも体重が増えてくると粉の量が多くなります。

他の薬と比較しても日数の割に計る量が多く、一包あたりの量も多く不安になります。

もちろん大丈夫なのですが。

頭ではわかっているのですが、久しぶりにパセトシン細粒を調剤する時は感覚的に不安になります。

 

 

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takeshi

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