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こんにちは ぶきっちょです。
今日は麻薬であるデュロテップMTパッチの期限切れのため、薬務課の立ち会いのもと廃棄を行いました。
今までは麻薬の錠剤の廃棄をしたことがありましたがパッチ製剤は初めてでした。
3週間前に薬務課に麻薬廃棄届を提出する前にどのように廃棄するのか調べようと思い添付文章を手にとって見たところ・・・
書いてない?
あれ?
やっぱり書いてないです。
困った時はGoogle先生です。
「デュロテップMTパッチ 廃棄方法」で検索したところ
東京都福祉保健局から医療用麻薬廃棄方法推奨例一覧がヒットし、見たところ
パッチを焼却してください。 焼却できない場合はゴム手袋を必ず着用し、ライナーを剥がし、粘着面を内側に二つ折りにした後ハサミを用いて切れ目を入れるなどをし、内容物を(ゲル)を放流の上、パッチ本体は通常の医薬品と同様に廃棄する。
東京都福祉保健局 医療用麻薬廃棄方法推奨例一覧
上記に書いてあることを麻薬廃棄届の廃棄方法に記載し郵送しました。
そして昨日薬務課の担当の方から電話があり「そちらの付近による機会があるので明日の午後に行きます」と言われ日時が決まりました。
今日の午後に薬務課の担当の方が来られ廃棄してもらいました。
てっきり、ハサミを用いて切れ目を入れて廃棄なのかなと思ったところ細断でした。
確かに東京都福祉保険局の推奨なので地域によって廃棄方法は違うのかもしれません。
デュロテップMTパッチを使用していた患者さんが寒いといって電気毛布を使用していることをご家族から何気ない会話の中で聞いた時にヒヤリとしました。
本剤貼付後、貼付部位が電気パッド、電気毛布、加温ウォーターベッド、赤外線灯、集中的な日光浴、サウナ、湯たんぽ等の熱源に接しないようにすること。本剤を貼付中に入浴する場合は、熱い温度での入浴は避けさせるようにすること。
デュロテップMTパッチ 添付文章
と書いてあり、貼付部位に電気毛布が触れないようにすぐにお話させて頂きました。
現在私がいる調剤薬局は年々麻薬の種類が増えています。
癌治療や終末医療など携わる機会が増えたからかもしれませんが、病院やクリニックによって採用している麻薬が違うので増えているのもあります。
ただ難しい問題なので少しでも治療している人のために役に立ちたいと思っています。
このペースだと麻薬を置くスペースがなくなりそうで、麻薬の金庫をもう一つ追加しないといけないと思っており社長に相談しております。
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