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要指示医薬品、一般医薬品で気をつけることは?

令和1年8月25日にロキソプロフェンナトリウム水和物の外用剤(ロキソニンSテープ、ロキソニンパップ、ロキソニンゲルなど)が要指示医薬品から一般医薬品の第1類医薬品へ移行しました。

薬局やドラックストアにて購入者が選んで購入することができる薬には、要指導医薬品と一般用医薬品の2種類があります。

要指示医薬品とは?

要指導医薬品は、医療用医薬品から市販薬にスイッチされた薬を指します。

市販薬にスイッチされたばかりなので、取扱いに十分な注意が必要なお薬です。

購入者が安全に服用して貰うために購入の際には必ず薬剤師から対面での指導や情報提供する決まりになっています。

対面販売の為、要指示医薬品はインターネットでの購入はできません。

要指導医薬品は、原則3年間市販薬として販売された後、副作用など、服用に問題がなければ一般用医薬品へ移行されます。

一般医薬品とは?

一般用医薬品は、医療用医薬品に比べて薬の有効成分の含有量を少なくしてあり、効き目が抑えめであることが多いです。薬局・ドラックストアだけでなく、インターネットでも購入することができます。

一般用医薬品の分類

一般用医薬品は、副作用、安全性、薬の飲み合わせなどのリスクに応じて、3つのグループに分類されています。

  • 第1類医薬品

第1類医薬品は副作用や薬の飲み合わせなどのリスクから、特に注意を必要とする薬です。そのため、薬剤師による情報提供が義務付けられています。

  • 第2類医薬品

第2類医薬品はリスクが比較的高い医薬品副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品です。

  • 指定第2類医薬品

指定第2類医薬品は第2類医薬品のうち、特に注意を要する医薬品成分を含んだ医薬品です。

第2類医薬品、指定第2類医薬品は薬剤師または登録販売者から購入することができます。情報提供は努力義務とされています。

  • 第3類医薬品

第3類医薬品はリスクの程度は比較的低く、購入者から直接希望がない限り、情報提供には法的制限がありません。薬剤師または登録販売者から購入することができます。

販売するにあたり、対応する資格者

要指導医薬品 → 薬剤師

第1類医薬品 → 薬剤師

第2類医薬品、指定第2類医薬品→ 薬剤師もしくは登録販売者

第3類医薬品 → 薬剤師もしくは登録販売者

インターネットでの薬の購入は?

要指示医薬品は購入できませんが、すべての一般用医薬品はインターネットで購入できます。

実店舗と同じように、薬剤師や登録販売者が情報提供を行ったり服用方法や副作用などの相談に応じたりすることが義務づけられています。

要指示医薬品 一般医薬品
第1類医薬品 指定第2類医薬品 指定第2類医薬品 第3類医薬品
リスク区分 スイッチ直後の医薬品、毒薬、劇薬 特にリス
クが高い
医薬品
リスクが比較的高
い医薬品で特に注意を要す
る医薬品
リスクが比較的高
い医薬品
リスクが
比較的低
い医薬品
販売者 薬剤師のみ 薬剤師・登録販売者
販売時の情報
提供
対面で書面を用いた情報提供の義務 書面を用いた情報提供の義務 努力義務 規定なし
医薬品の販売の作成・保存 義務 努力義務

  

  

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takeshi

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