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2020年7月28日、自主回収の発表がありました。
品目が多くてびっくりしました。
こんな多い自主回収は初めてです。
今回は2020年7月28日、自主回収をまとめさせて頂きます。
充填エリアなどで環境モニタリング試験に不備があったためとしています。
こちらでも書かせて頂きましたが、クリーンルーム内が綺麗な状態が保たれているか確証がとれなかったのだと思います。
自主回収する製品は以下になります。
アセトキープ3G注
エスロンB注
グルアセト35注
ソリューゲンG注
ハルトマン-G3号輸液
リネゾリド点滴静注液600mg「KCC」
レボフロキサシン点滴静注バッグ500mg「KCC」
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/100mL「マイラン」
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/50mL「マイラン」
レボフロキサシン点滴静注バッグ500mg「ファイザー」
エダラボン点滴静注バッグ30mg「YD」
エダラボン点滴静注バッグ30mg「杏林」
エダラボン点滴静注30mgバッグ「DSEP」
エダラボン点滴静注バッグ30mg「NS」
エダラボン点滴静注液30mgバッグ「ケミファ」
コアテック注SB9mg
アレンドロン酸点滴静注バッグ900μg「DK」
オザペンバッグ注80mg
16製品になります。
全ロット回収になります。
購入された医療機関はご確認ください。
共和クリティケア 厚木工場が発端の大きな自主回収について書かせて頂きました。
2020年7月28日に
エダラボン点滴静注液30mgバッグ「サワイ」、
オザグレルNa注射液80mgバッグ「サワイ」、
グラニセトロン点滴静注液3mgバッグ「サワイ」、
ゾレドロン酸点滴静注液4mg/100mLバッグ「サワイ」、
リネゾリド注射液600mg「サワイ」
エダラボン点滴静注30mgバッグ「トーワ」
共和クリティケアの厚木工場が原因の自主回収が発表されました。
ここ最近、自主回収や出荷調整が多いのが気になります。
製品の品質はもちろんのこと、流通などは製薬メーカーに依存します。
当たり前だった事が当たり前ではなくなるのは恐ろしいことです。
一番影響を受けるのは医療を受けている患者さんです。
決算前や薬価改定などの在庫を絞ることが一昔前の常識とならない事を願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。