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2020年9月、岩城製薬はラノコナゾール外用液1%「イワキ」が自主回収になると発表しました。
岩城製薬はラノコナゾール外用液1%「イワキ」が自主回収になる理由として使用期限内に、純度試験が承認規格から逸脱するおそれがあるためとしています。
純度試験とは、医薬品の中に不純物の含有量を規定する試験です。
不純物が入ってないかどうか試験をします。
医薬品の純度が低いと承認された効能効果の疑いがでてきます。
今回は安定性モニタリング(25℃、60%RH)において純度試験が逸脱するおそれがあると岩城製薬は判断し自主回収となりました。
岩城製薬は現在、承認規格に適合しているので重篤な健康被害はないとしています。
該当ロットは以下になります
87054
8C067、
94077
購入された医療機関はご確認ください。
岩城製薬は代替品に関して触れていません。
後発品はラノコナゾール外用液1%「イワキ」しかありません。
ただ、先発品のアスタット外用液1%があります。
ご検討ください。
アスタット外用液1%は抗真菌剤で白癬、カンジタ症、癜風に使用されるお薬です。
に真菌細胞のエルゴステロール合成阻害して真菌の増殖を抑え、抗真菌作用を示します。
一般名はラノコナゾール
水虫の英名 Athlete’s foot(アスリートフット)を参考とした造語である。
アスタット®クリーム 1%、アスタット®外用液 1%、アスタット®軟膏 1%のインタビューフォームより
今回はラノコナゾール外用液1%「イワキ」の自主回収に関して書かせて頂きました。
該当ロットは87054、8C067、94077です。
購入された医療機関はご確認ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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