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インスタ医療団をご存知ですか?
今更なのかもしれませんが、私は今月の初めに知りました。
見てみると小児科の専門医の医師が多く投稿しているみたいですね。
薬剤師の方も投稿しており、わかりやすく説明してます。
患者さんにもよく聞かれる事も書いており、大変有用な情報だと思います。
現在、情報は色々なメディア媒体を介して溢れかえっています。
わからない事はインターネットで調べる時代になりました。
人に聞く前に「ググれ」という俗語ができるくらいインターネットは普及しています。
情報は溢れかえっているので人は自然と自分が心地よい情報を選択する傾向にあります。
そうなると、どうしても偏った考え方になります。
私は調剤薬局で勤務していますが、インターネットに書いてある偏った情報を言ってくる患者さんがいます。
中には週刊誌を持ってきてこの記事はどうなのか?って聞いてくる患者さんもいます。
自分の病気の事を書いてあると気になりますよね。
最近の週刊誌、雑誌は不安を煽るやり方が目に余るようになったと思います。
病気を知ることは大切です。
病気を抱える人は精神的にも不安定になりやすいです。
不安定な状態で出会う情報はどうしても心地よい情報を選んでしまいます。
結果、偏った情報を選択する可能性があります。
医療の基本は根拠に基づいた医療(EBM)です。
エビデンスの集積で現在の医療が成り立っています。
医師は自分勝手に診断し薬を処方しているわけではないのです。
是非、偏った情報を信じず、専門である医師、薬剤師などの専門家に相談すること強く勧めます。
Googleアルゴリズムアップデートにより、偏った情報は順位を下げたり、少しずつ改善していると思います。
しかし、未だインターネットの情報は玉石混交です。
専門家でないと判断は難しいです。
そんな中、このようにインスタ医療団が立ち上がり、有用な情報を提供することは大きな活動だと思います。
コメントを見ると相手から厳しいコメントも散見されましたが、真摯にコメントを返答してある記事もあります。
大変感銘を受けました。
同じ医療者としてこれからも応援したいと思います。
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