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2020年9月、ムンディファーマはアネレム静注用 50㎎が自主回収になると発表しました。
お手数をおかけいたしますが、貴施設にて回収対象製品がございましたら、ご使用をお控えいただき、ご購入された卸店様へご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
「アネレム®静注用 50㎎」自主回収に関するお詫びとお知らせより
ムンディファーマはアネレム静注用 50㎎が自主回収になる理由としてバイアル
内にガラス異物が認められた為としています。
ムンディファーマは現在調査中としていますが、ガラス片が混入した可能性が高いことから同一の製剤ロットから製造された製品も回収することとしました。
ムンディファーマは現在のところ健康被害は報告されていないとしています。
もし、目視が可能な大きさのガラス片が混入していた場合、溶解時に確認が可能だとして投与される可能性は低いとしています。
自主回収が対象になっているロットは以下になります。
YA9701、YA9702、YA9703
アネレム静注用は超短時間作用型ベンゾジアゼピン系の静脈麻酔薬です。
アネレム静注用は全身麻酔の導入及び維持に使用されるお薬です。
一般名はレミマゾラムです。
アネレム静注用はGABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合をすることで鎮静作用を示します。
名称の由来 麻酔(anesthesia)+レミマゾラム(remimazolam)
アネレム®静注用 50mgのインタビューフォームより
今回はアネレム静注用 50㎎の自主回収に関して書かせて頂きました。
自主回収になる理由としてバイアル内にガラス異物が認められた為としています。
自主回収になるロットはYA9701、YA9702、YA9703になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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