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冬は暖房を使用するので室内は乾燥します。
冬場の室内の快適な温度はおおよそ18℃から22℃、
冬場の室内の快適な湿度はおおよそ45%~60%と言われています。
湿度が低いと口腔、喉、鼻の粘膜が乾き風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなる原因を招くほか、皮膚や髪の潤いまで奪ってしまいます。
乾燥する冬場の時期は加湿器の出番です。
ただ、加湿器は定期的に掃除や手入れをしないと内部に菌が発生してしまいます。
レジオネラ属菌が繁殖しレジオネラ症の感染につながることがあります。
レジオネラ症はレジオネラ属菌に汚染された細かい霧やしぶきの吸入などによって感染して発症します。
レジオネラ症には肺炎をおこすレジオネラ肺炎と、肺炎をおこさず一過性の発熱のポンティアック熱があります。
レジオネラ症は進行が早いため、急激に重症になり、死亡することもあります。
2017年末から2018年1月にかけて、大分県の高齢者施設で80~90代の男性3人がレジオネラ症に感染し、そのうち1人が亡くなりました。
原因は県の立ち入り検査で患者の部屋に置かれた超音波式加湿器だったと判明しました。
加湿器などからの感染を防ぐためにはどうしたらよいですか?
超音波振動などの加湿器を使用するときには、毎日水を入れ替えて容器を洗浄しましょう。レジオネラ属菌は60℃では5分間で殺菌されるので、水を加熱して蒸気を発生させるタイプの加湿器は感染源となる可能性は低いとされています。
厚生労働省 レジオネラ症Q&Aより
掃除や手入れができる方は超音波振動式加湿器で良いと思います。
ただ、手入れや掃除が毎回するのが面倒な人には加熱式加湿器をおすすめします。
おすすめの加湿器は象印のスチーム式加湿器です。
魔法瓶や電気ポットで有名な象印ですが、スチーム式の加湿器を製造しています。
加湿機能が高いのは流石です!
スチーム式なのでレジオネラ症は心配する必要はありません。
電気ポットと同じ構造を採用する事でお手入れがしやすい構造になっています。
給水も蓋を開けて注ぐ構造です。
沸騰させた蒸気を、約65℃まで冷まして加湿します。
チャイルドロックやふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造を採用し安全な加湿器に仕上がっています。
使用中に湯沸かし音が気になる場合、水の温度をゆっくりあげて湯沸かし音を小さくします。
給水する時は運転停止後少し時間を置いてから給水する事をおすすめします。
機能的には良いのですがデザインとしてはオシャレではありません。
品番 | EE-RP35 | EE-RP50 | EE-DA50 | |
容量(L) | 2.2 | 3 | 4 | |
消費電力(W) | 湯沸かし時 | 985 | 985 | 985 |
加湿時 | 305 | 410 | 410 | |
加湿能力(mL/h) | 350 | 480 | 480 | |
適用床面積の目安 | 木造和室 | 10㎡(6畳) | 13㎡(8畳) | 13㎡(8畳) |
集合住宅及びプレハブ洋室 | 16㎡(10畳) | 22㎡(13畳) | 22㎡(13畳) | |
連続加湿8時間 |
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